果実類
ライム
分類 | ミカン科ミカン属 |
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原産地 | 熱帯アジア |
学名 | Citrus aurantiifolia(Chrism.)Swingle |
外国語名 | lime (英) |
由来 | limeの語源はアラビア語からと言われている。日本では英語よみをあてている。 |
歴史背景 | 熱帯アジア原産であるが、13世紀にヨーロッパに、その後アメリカ合衆国にも伝えられた。 |
伝来 | 1974年に愛媛県に導入 |
時期 | 9月~1月。輸入品は通年。 |
国内分布 | アメリカ、メキシコからの輸入品が多い。国内では愛媛、香川など。 |
特徴 | 果実はレモンに似るが小ぶり。果皮が濃緑色、果肉が黄緑色で果実が50g前後のメキシカンライムと果実が100g前後で果肉が黄緑色で多汁なタヒチライムがある。ライムというと一般にはメキシカンライムをさす。熟すと黄色くなるが緑色で使うのが普通。果皮はケーキやジュース、各種料理の香りづけに用いる。果汁は酸味が強いので他のジュースと混ぜて飲む。ジンライムなどのアルコール飲料、コーラ、レモンライムなどの炭酸飲料への用途がある。 |
品種名 | メキシカンライム、タヒチライム |
料理名 | セヴィシ(ペルー料理)、グァカモリ(メキシコ料理) |
調理法 | 生のライムは、酸味料や香りづけとして用いる。インドでは果実を丸ごと塩漬けにして、カレーの薬味とする。ブラジルでは、ピンガという強い酒にライムの輪切りと砂糖を入れて飲まれている。 |
加工品 | ライムオイル:未熟果皮から圧搾する。または、水蒸気蒸留を行って気化した蒸気を冷却して精油と芳香蒸留水を分離する。 |
選び方 | 全体の色が濃い緑色で、皮にツヤとハリのあるもの。もって重みのあるものが良い。 |
保存方法 | 乾燥しないようにラップかポリ袋で包み、冷蔵庫で保存。長期の場合は搾って果汁と果皮のスライスに分けて冷凍する。 |
栄養 | ライムは酸が強く、6~7%含まれる。酸の主成分はクエン酸。糖は少ない。ビタミンCを多く含む。 |