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e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

果実類

プルーン/セイヨウスモモ

プルーン

この食材のレシピ

分類 バラ科サクラ属
原産地 ロシアのコーカサス地方
学名 Prunus domestica L.
外国語名 european plum, prune (英)
別名 ヨーロッパスモモ、ドメスチカスモモ
由来 「プルーン」、「プラム」はギリシャ語の「プロウノン(PROUNON)」が語源とされている。元々はフリジア(トルコ中部の古代の国名)の言葉がギリシアに入り、古代ラテン語に取り込まれ、中世にフランス語に入「プルーン」になったと言われる。
歴史背景 スモモのうちヨーロッパスモモの代表するものでドメスチカスモモの仲間である。この主全体をプルーンと呼ぶ場合と、乾燥果実にする品種をプルーンとよぶ場合もある。
伝来 明治時代に日本へ持ち込まれた。
時期 8月から9月
国内分布 長野、北海道、青森、山形、福島、山梨、広島など
特徴 スモモの仲間で、赤紫色の果実をつける。果実は両端が細いラグビーボール様である。梅と同じように中心に核がある。
品種名 サンプルーン、シュガー、プレジデント、スタンレー
料理名 砂糖煮、酢漬け、ジャム、ケーキ
調理法 生食、乾燥果実を肉料理のソースに加えて甘みとこくを出す。
加工品 乾燥果実、ジュース、ジャム、ワイン、ペースト、パウダー、エキス
選び方 皮に張りがあって重みがあるもの。皮の表面に白い粉(ブルーム)が出ているものがよい。
保存方法 ポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存する。
栄養 炭水化物、カロテンが多い。鉄分が多いと思われがちであるが、食品成分表で見るとそれほど多くない。ポリフェノール、アントシアニンなど抗酸化作用のある成分を含む。なお、乾燥果実は水分が減る分、これらの含量は高くなる。