果実類
キウイフルーツ 緑肉種/キウイ
分類 | マタタビ科マタタビ属 |
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原産地 | 中国 |
学名 | Actinidia deliciosa |
外国語名 | Kiwifruit, Chinese gooseberry (英)、kiwi (仏) |
別名 | オニマタタビ、シナサルナシ |
由来 | 茶色い繊維に覆われた果皮が、ニュージーランドの名物・キウィという鳥に姿が似ていることから。1959年にアメリカの果物輸出会社が商品を売り出す際、より呼びやすい名前を、という目的で「kiwi fruit」と名付けられた。 |
歴史背景 | しなさるなしという中国長江付近原産の植物がニュージーランドで栽培改良されたもの。 |
伝来 | 1966年に紹介され、ミカンの転作作物として急速に広まった。 |
時期 | ニュージーランド産は5~12月、チリ産は5~7月。国産は12月~4月。 |
国内分布 | 国内では愛媛、福岡、和歌山。輸入品はニュージーランドがほとんど。チリ産も少しある。 |
特徴 | 薄い茶色の果皮の中に、緑色のゼリー状の果実が。甘みと爽やかな酸味がある。ビタミンCが豊富で、タンパク質分解酵素も含まれている。 |
品種名 | ヘイワード、アポット、香緑 |
下処理 | やわらかく口に溶け込むような食感にするためには、よく冷やしておく。風味もよくなる。 |
料理名 | キウイフルーツサラダ、キウイシャーベット、キウイアイスクリーム、フルーツポンチ、キウイケーキ、キウイジュース、キウイのコンポート |
調理法 | 生食、裏ごしてソース、ジャム |
加工品 | キウイジャム |
選び方 | ほとんどが貯蔵された後に出荷されるので、流通中に追熟が始まる。果実の色が均一で毛が損なわれておらず、あまり軟化していないものを選ぶ。 |
保存方法 | 1℃から3℃。軟らかくなっていないものは、ポリ袋で包装すると保存期間を長くできる。 |
栄養 | ビタミンCを豊富に含む。ビタミンEや食物繊維も含まれる。 |
備考 | タンパク質分解酵素「アクチニジン」を含んでいるので肉と一緒につけ込むと肉が軟らかくなる。ただし、ゼラチンゼリーを作るときには加熱した果汁を用いないとこの酵素が働いてゼリーが固まらない。 |