野菜類
ハジカミショウガ
分類 | ショウガ科ショウガ属 |
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原産地 | 熱帯アジア |
学名 | Zingiber officinale Roscoe |
外国語名 | ginger |
別名 | 筆ショウガ、棒ショウガ、矢ショウガ、もやしショウガ、芽ショウガ |
由来 | ハジカミの語源は、端赤みというのが転化したという説と、歯しかみ(辛さに歯をしかめる)とする説がある。 |
歴史背景 | 古くから山椒を「ハジカミ」と呼んでいたが、中国からショウガが伝わるとこれを「呉のハジカミ」と言うようになった。ショウガの名称が一般的になったのは江戸時代頃からと言われている。 |
伝来 | 3世紀頃に中国から伝わったとされている。当時のショウガは小ぶりであったので分類では小ショウガと称する。現在よく用いられている大ショウガは明治期になって導入されたものである。 |
時期 | 通年、葉ショウガは初夏が旬 |
国内分布 | 千葉、静岡、愛知、茨城 |
特徴 | 親ショウガ(小ショウガ)を温室に植えて、光を当てないようにして育て、茎葉が15cm程度に伸びたときに光を当てて茎に赤みをつけ、収穫したものをハジカミショウガとよぶ。また、露地でショウガを植え、新ショウガが育ち始めて2~3cm程度になり、葉が3枚ほど出たときに葉をつけたまま出荷するものを葉ショウガとよんでいる。 谷中生姜は茎が紅色になる品種で、関東では初夏に出まわり、盆ショウガとも呼ばれ、季節の風物になっている。 |
品種名 | 谷中、金時、小ショウガ、茅根、静岡4号 |
下処理 | 泥や細かな根を除去してきれいに洗う。 |
料理名 | 焼き魚の付け合わせ |
調理法 | 甘酢漬、香り付け、薬味 |
加工品 | 甘酢漬(酢どりショウガ) |
選び方 | 白い部分と赤い部分がくっきりしているものがよい。白い部分が乾いていたり、淡く茶色になりかかったものは硬くなり始めている可能性がある。 |
保存方法 | 乾燥を避け、ポリ袋に入れる。乾燥と低温に弱いため、冷蔵では3-4日程度。生のままで長期間の保存はできない。 |
栄養 | 辛味成分はジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオール。 |