野菜類
万願寺トウガラシ
分類 | ナス科トウガラシ属 |
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原産地 | 京都府舞鶴市 |
学名 | Capsicum annuum var. angulosum |
外国語名 | green pepper |
別名 | 万願寺甘唐 |
由来 | 京都府舞鶴市の万願寺地区で栽培されていたことから「万願寺甘とう」という名がついたと言われる。 |
歴史背景 | もともと、地元でのみ消費されていたが、昭和50年代末期に市場に出荷されるようになった。京の伝統野菜に準ずるものとしてとして「京のブランド産品」の一つになっている。 |
伝来 | 大正末期に京都の伝統野菜である「伏見トウガラシ」に大型のピーマン(カルフォルニアワンダー)が交雑してできたと言われている。 |
時期 | 5月中旬から8月下旬 |
国内分布 | 京都府北部(舞鶴、福知山、綾部など) |
特徴 | 長さが10cm以上になり、トウガラシの王様と言われるほど大きい。食感は果肉は厚いものの軟らかく甘味がある。また、種が少なく食べやすい。通常は緑で収穫されるが、枝についたまま完熟させると赤い果実になる。 |
品種名 | 京都万願寺1号、京都万願寺2号 |
下処理 | 素揚げにするときは破裂を避けるため、果皮に小さな穴を開けておく。 |
料理名 | てんぷら、肉詰め、素焼き、煮物 |
調理法 | 焼き物、煮物、素揚げ |
加工品 | 漬け物、醤油漬け |
選び方 | 切り口がしっかりしていて、色の濃いものが良い。 |
保存方法 | ポリ袋に入れ、冷蔵する。 |
栄養 | カロテン、ビタミンC、食物繊維が多い。 |