野菜類
ヨウサイ/空心菜、エンツァイ、エンサイ
分類 | ヒルガオ科サツマイモ属 |
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原産地 | 中国南部から東南アジア、東インド |
学名 | Ipomea aquatica |
外国語名 | water convolvulus, swamp cabbage |
別名 | アサガオナ、ツウサイ、カンコンサイ、ウンチェー(沖縄)、ウンチェバー(沖縄) |
由来 | 「空心菜」は中国語からで、茎の中が空洞になっているから。 |
歴史背景 | 沖縄では古くから栽培されている。 |
伝来 | 不明 |
時期 | 6月下旬から9月中旬頃 |
国内分布 | 沖縄、九州南部など、夏場には各地で栽培される。 |
特徴 | 東南アジアでは多年生で一年中、湿地や水田に自生し、栽培もされている。日本では10月頃開花し、気温が下がると枯れてしまう一年草である。サツマイモの葉に似た形状で茎はストローのように空洞である。茎葉を生食することもできるが、炒めて用いることが多い。加熱すると粘りが出て、シャキシャキした食感とともに楽しめる。ただし、ポリフェノールが多いため、加熱してすぐに食べないときれいな緑色が褐色に変色してくる。 |
料理名 | サラダ、炒め物、おひたし、和え物、汁物 など |
調理法 | 生食、炒める、ゆでる |
選び方 | 葉先までハリがあって緑色の鮮やかなもの。切り口が変色していないものを選ぶ。 |
保存方法 | しなびないようにポリ袋に入れ、野菜室で保存する。熱帯原産のため冷蔵室で保存すると低温障害を起こし傷みが早くなる。 |
栄養 | β-カロテン、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンB群、Eなどが多い。また、抗酸化性があるとされるポリフェノールを豊富に含んでいる。 |