野菜類
ツルムラサキ
分類 | ツルムラサキ科ツルムラサキ属 |
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原産地 | 熱帯アジア |
学名 | Basella alba L. |
外国語名 | Indian spinach, basella (英)、Malabarspinat (独)、木耳菜 (中) |
別名 | バセラ |
由来 | つるが長く伸び、紫色になることから、あるいは紫色の実がなることから名付けられたという。 |
歴史背景 | 東南アジア、中国では野菜として古くから用いられてきた。また、沖縄でも島野菜の一つ「地紅(ジュビン)」として用いられている。 |
伝来 | 国内では江戸時代には観賞用として栽培されていた。沖縄では在来の野菜(島野菜)として扱われる。 |
時期 | 3月から11月頃まであるが、6月~8月の夏場が旬である。 |
国内分布 | 東南アジアから中国。国内では、赤茎が沖縄、緑茎が宮崎、福島、山形、埼玉などで栽培されている。 |
特徴 | つる性の植物で、つる(茎)が紫色となる種類(赤茎)と緑色のものがある。花は薄い紅色で、紫色の実がなる。暑さに強い。葉と茎を食用とする。茹でたり、炒めたりすると粘りが出る。 |
品種名 | 紫茎種、緑茎種 |
料理名 | ニンニク炒め、ごま和え、からし醤油和え、てんぷら、おひたし、みそ汁など |
調理法 | ゆでる場合は葉をゆですぎないようにさっとゆで、冷水にさらす。加熱は茎から葉の順で行う方がよい。 |
選び方 | 葉に張りがあり、茎の切り口が傷んでいないものがよい。 |
保存方法 | 低温に弱いので冷蔵庫に長く入れるのは望ましくない。ポリ袋などに入れてしなびないように注意する。短時間であればコップに水を入れさしておいてもよい。 |
栄養 | β-カロテン、ビタミンCなどのビタミンやカルシウム、鉄などのミネラルを多く含む。 |