野菜類
タラノメ
分類 | ウコギ科タラノキ属 |
---|---|
原産地 | 日本全国、中国、サハリン、東シベリアなどに分布 |
学名 | Aralia elata |
外国語名 | Japanese angelica-tree |
別名 | タラノメ、タランボ |
由来 | 山菜の王様からタロウウドなど、人名の「太郎」を連想させるような呼び名があり、「太郎の木」から転訛してタラノキと呼ばれるようになったという説がある。 |
歴史背景 | 古くから山菜の王様として採取されてきた。新芽から2回ぐらいは収穫できるが、それ以上採取すると枯死してしまう。 |
時期 | 4月~5月 |
特徴 | タラノキの若芽を食用とする。香り、ほろ苦さ、こくを持った山菜として人気がある。近年はふかし栽培と言って、30cm程度に切った穂木をオガクズで作った床にさし木し、ハウス内で温度を上げて発芽させた栽培ものが多い。 |
品種名 | タラノキ、トゲナシタラノキ |
下処理 | お浸しや和え物にする場合は、サッとゆでてアクを抜く。 |
料理名 | たらの芽の天ぷら、たらの芽のフライ、たらの芽のみそ焼き、たらの芽のごまみそ和え、たらの芽のくるみ和え、たらの芽のマヨネーズ和え |
調理法 | 生を揚げ物、焼き物に、ゆでてお浸しや和え物にして、特有の風味、香気、苦味を楽しむ。揚げ物にすると苦味はなくなる。 |
選び方 | トゲがピンと張って、ずんぐり太いものがよい。伸びすぎたものは商品価値が低い。葉がとろけていたり、切り口が褐変しているのは古い。 |
保存方法 | 乾燥させないようポリ袋かラップで覆い、冷蔵庫で保存する。 |
栄養 | タンパク質、カリウム、鉄、β-カロテンの含量が多い。 |