野菜類
タアサイ
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
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原産地 | 中国 |
学名 | Brassica campestris var. narinosa |
外国語名 | Chinese flat cabbage, rosette pakchoi (英)、塌菜 (中) |
別名 | ターサイ、シャクシナ、キサラギナ |
由来 | 葉が平らに開き、地面にはうようにして育つので、塌(タァ:つぶされるの意)菜という名がついた。 |
歴史背景 | 中国の塌菜は各地で様々な品種が栽培されている。日本には、第二次世界大戦前に導入されて一部の地方には定着したが、近年改めて種子が輸入され、栽培が盛んになっている。 |
伝来 | 戦前に導入され、北関東や東北では「如月菜」、「ひさご菜」、「縮み雪菜」などとよばれる。 |
時期 | 冬(霜があたると美味しくなると言われている) |
国内分布 | 静岡、兵庫、茨城、長野、北海道 |
特徴 | 結球しない白菜の仲間パクチョイの変種。青梗菜などと同様に中国野菜として認知され、栽培が広まった。柔らかく、繊維もすくなく、炒菜、焼菜に適し、その濃緑色が美しいのでフカヒレや肉の煮込み料理に添えると見栄えがする。 |
品種名 | タアサイ、緑彩1号、2号(葉の縮れや立性に多少の差はあるが、大きくは分化していない)。ビタミン菜:オオサカシロナとの交配種。 |
料理名 | 炒塌菜(チャオタァツァイ:タァサイの炒め物)、蟹粉瓢兒白(シェファヌピアオアルバイ:タァサイの蟹あんかけ) |
調理法 | 炒めもの、湯通しして添え物に |
選び方 | 葉は濃い緑色で全体につやがあり、シャキッとしたものが良い。 |
保存方法 | 萎れないように湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包むか、ポリ袋に密封して冷蔵庫の野菜室で保存する。 |
栄養 | ビタミン類が豊富で中でもカロテンが多い。カリウムやカルシウムを含む。 |