穀類
クスクス
原産地 | 北アフリカ(モロッコ、アルジェリア、チュニジア、西サハラなどマグリブ地域)やシチリアが発祥とされている。 |
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外国語名 | couscous (英、仏) |
由来 | モロッコ、アルジェリア、リビアなどで話されるベルベル語のsekusu(丸められたもの)に由来するマグリブ・アラビア語のクスクス(kusukusu)が語源とされる。 |
歴史背景 | 13世紀半ばのアラビア語による料理書にその名称と調理法の記載があるとされている。マグリブ地域からイスラム圏の国々に広まったのは20世紀になってからで、アラブ人の伝統食が見直されるようになったことや人の移動が増加したことによると言われている。 |
特徴 | デュラムセモリナ(小麦粉)に水を加えて直径1mm程度の小さな粒に丸めた粒状の食品。また、これを利用して作る料理をいう。北アフリカ西部が発祥とされ、中東諸国やフランス、イタリア、ブラジルなどでも食されている。 |
保存方法 | 湿気や直射日光を避け、密閉できる容器で保存するのがよい。 |
栄養 | 炭水化物が主成分。タンパク質が次いで多い。カリウム、マグネシウムなどを含む。 |