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e食材辞典

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新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
毎日のお買い物や献立づくりに役立つ情報が満載です。

食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

し好
飲料類

ぶどう酒/ワイン

ぶどう酒

この食材のレシピ

外国語名 wine (英)、vin (仏)、vino (伊、西)、Wein (独)、vinho (葡)
由来 ブドウから造ったお酒であることから。英語のワインはラテン語でぶどう酒を意味するvinumからとされる。
歴史背景 ワインの歴史は古く、新石器時代から作られているとする説もある。ジョージア、アルメニア、イランなどでは紀元前数千年の遺跡からワイン製造の痕跡が見つかっている。西洋に広めたのはフェニキア人とされる。
伝来 15から16世紀頃に宣教師や貿易商人が西洋から伝えたと考えられる。1628年に小倉藩主の細川忠利がぶどう酒作りを命じた古文書が見つかっており,当時は作られていたと考えられが、その後の記録がなく、廃れたと推察される。1870年代以降山梨県で始まったぶどう酒作りが我が国での本格的な醸造の始まりとされる。
特徴 世界各地で飲まれているアルコール飲料。色の薄いブドウの果汁のみを発酵させた「白ワイン」、赤や紫など濃い色のブドウ果実を丸ごと潰して発酵させる「赤ワイン」、白と赤の中間的な色調の「ロゼワイン」に大別される。ブドウの種類や産地、発酵期間などにより様々な風味のものが作られている。
保存方法 光や30℃以上の高温、極端な低温は風味を損ね、品質を劣化させる。湿度70~75%,15℃程度が理想的保存条件である。コルク栓は乾燥させると空気が入り、酸化するので瓶は立てずに寝かせておくのがよい。
栄養 主成分は炭水化物とアルコール。カロリーは100gあたり73kcal(赤、白)、77kcal(ロゼ)。アルコール度数は12~14度程度。抗酸化作用があるとされるポリフェノールを含む。ポリフェノールは白ワインよりも赤ワインに多い。