油脂類
ゴマ油
外国語名 | sesame oil (英) |
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由来 | 漢語の胡麻を音読みしたもの。中国(胡)からきた麻の実に似たものからきている。 |
歴史背景 | ゴマは油脂をとる植物として古くから栽培されており、インダス文明やメソポタミア文明の頃から使われていたとされる。 |
伝来 | 日本へは、胡(中国西部)を経由して入ってきたと考えられている。奈良時代に仏教とともに搾油法が伝えられたが、貴重であるためエゴマ油を用いていたという。 |
時期 | 通年 |
国内分布 | 原料のゴマは、ナイジェリア、モザンビーク、タンザニアなど輸入品がほとんど。国内では鹿児島などでわずかに栽培されている。 |
特徴 | 煎ったゴマからを絞って採取した油。煎り方の強弱でいろいろな種類がある。黒ゴマをしぼったものを黒絞り、白ごまをしぼったものを白絞りとよび、白絞りの方が高級品とされる。太白油は生のゴマをしぼったもので透明である。香ばしさはないがゴマのうま味ある。 |
料理名 | 天ぷら、炒め物 |
調理法 | 炒める、揚げる、和える |
選び方 | 直射日光の当たっていないところで売られているものを選ぶ。 |
保存方法 | 直射日光の当たらない、暗いところで常温保存する。 |
栄養 | 脂質は不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノレイン酸が主成分。抗酸化性のあるゴマリグナン(セサミン、セサミノールなど)を含んでいる。セサミンやセサモールは肝臓の機能を助けるといわれている。 |
製造方法 | ゴマを煎り、圧力をかけてしぼる。搾った油は濾過し、オリを沈めるため静かにおいて熟成させ、再度濾過した後容器に詰める。 |
原材料名 | ゴマ |