穀類
そば
原産地 | 中国 |
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外国語名 | soba, buckwheat noodles (英) |
別名 | そば切り |
由来 | そば粉を練った食品のそばがきと区別するため、そば切りと呼ばれていたが、略してそばと呼ぶようになった。 |
歴史背景 | 中国から北方のモンゴルや朝鮮半島、チベットなどに伝わり、その後日本にもたらされた。日本では、1600年前後に、今の食べ方に変化したと言われ、それまではそば米やそばがきにして食していた。 |
伝来 | 定かではないが、1830年に出版された「嬉遊笑覧」に寛文4年(1664年)に江戸でそばが売られていたとの記載がある。 |
特徴 | 麺の色は、そば粉の色やつなぎの量で決まり、一番最初に挽く粉は白いが、その後、やや黒い色を帯びてくる。小麦粉をつなぎとして用い、その混合割合により、一九、二八、同割という。そば粉だけで作る十割そばもあるが、作るのは難しく、技術が必要である。 |
料理名 | ざるそば、鴨南蛮 |
調理法 | ゆでる、煮る |
選び方 | 乾麺の場合、パッケージに傷みがないことを確認する。 |
保存方法 | 賞味期限、パッケージに傷みがないことを確認する。 |
栄養 | 炭水化物(デンプン)が主体で、アミノ酸組成はリジン含量が高い。また、ビタミンB1、B2が多く、ルチンを15mg/100g含む。 |
製造方法 | そばは、グルテンを形成しないため、つなぎとして小麦粉を加えることが多い。手打ちそばは、原材料を木鉢でこね、次いで麺棒で延ばし、そば切り包丁で切って製品となる。 |
原材料名 | そば粉と小麦粉 |