穀類
フランスパン
外国語名 | French bread (英)、pain traditionnel, pain français (仏) |
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由来 | フランス、パリ発祥のパンであることから。 |
歴史背景 | フランスではコムギのグルテンが少ない物が主であったため、ふっくらとしたパンを作ることができず、硬い皮でサクサクとした中身を持つパンが作られたとされる。 |
伝来 | 明治の初めに製法が伝えられた。 |
特徴 | 砂糖や油脂を用いず、小麦粉とイースト、食塩、水、モルトのみで作る。このため、クラストとよばれる表面の皮は硬くパリパリした食感となり、独特の食感と風味がある。小麦粉は一般にパンに用いる強力粉ではなく、中力粉や準強力粉が用いられる。しかし、日本では、モチモチした食感が好まれるため量産品はグルテンの多い小麦粉を用いており、食感がフランスとは異なる。大きさや形、クープ(切れ目)の数がことなるパリジャン、バゲット、バタール、ブール、クッペ、シャンピニオンやパン・ド・カンパーニュ、エピ、クーペなどの種類がある。 |
選び方 | 見た目よりも軽く、焼き色がきれいで、クープがきれいに割れているものがよいとされる。 |
保存方法 | 購入日から翌日くらいまでは紙袋に入れて、室温に置く。それ以上保存する場合は、食べやすい大きさに切り分けて、冷凍する。 |
栄養 | 主成分は炭水化物。タンパク質が次いで多い。カリウム、葉酸、ビタミンB群などを含む。 |
原材料名 | 小麦粉、食塩、水、イースト、モルト |