魚介類
キンメダイ/キンメ
分類 | キンメダイ科キンメダイ属 |
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原産地 | 太平洋、インド洋、地中海の温帯域から熱帯域にかけて分布。日本近海では釧路沖以南の太平洋側に多い。 |
学名 | Beryx splemdens |
外国語名 | alfonsino (英) |
別名 | アカギ、アカギギ、カタジラア、キンメ、マキン |
由来 | 光を反射して大きな眼が輝くため、金目鯛という名前がつけられた。 |
時期 | 12月の終わりから3月頃まで |
国内分布 | 高知、静岡、神奈川、千葉(銚子)など。冷凍品はチリ、アメリカ、モーリシャスが多く、開きなど加工に利用される。 |
特徴 | 水深200~800mの中層から底層に生息する。体長は50cm程度になる。体は側扁している。体やひれは鮮紅色で、大きな目が光を受けて金色に輝く。魚の型はやや小さめだが、肉は白身でやわらかく脂質は多いが淡泊で、品質は最高とされる。 |
料理名 | 金目だいのあら煮、キンメダイの煮つけ、キンメダイの塩包み焼き、キンメダイの昆布包み煮、キンメダイの鍋料理、キンメダイの刺身、キンメダイの味噌漬け、キンメダイの粕漬け |
調理法 | 煮つけ、鍋物、刺身、しゃぶしゃぶ、ちり鍋、あら煮、フライ、みそ漬けなどに向く。 |
加工品 | キンメダイの開き干し |
選び方 | 色の朱色が鮮やかで、目が金色に光っているものを選ぶ。祝儀の魚として真鯛の代わりに用いられることもあるが、鯛とは全くの別種。また、金目ダイと称して売られているよく似た魚があるが、本来はチカメキントキダイ。 |
保存方法 | 冷蔵または冷凍。 |
栄養 | タンパク質、脂質が多い。脂質にはIPA(EPA)やDHAを含む。赤い色は抗酸化作用を持つカロテノイド系色素のアスタキサンチンによる。 |