「おいしい」のコツ
「おいしい」のコツ
極寒の1月から2月。脂が乗り、旨みもたっぷりのブリは、
「寒ブリ」とも呼ばれる一番おいしい季節を迎えています。
繊細な脂の旨みを楽しみながらも、ヘルシーに食べるには、
日本酒を振りながら蒸気で蒸す“酒蒸し”がぴったりです。
ブリはやや匂いにクセのある魚ですが、酒蒸しなら
気になる匂いをマスキングする効果もあり一石二鳥。
蒸しあがったら、酒蒸しならではの香りや、
ふわっ、とろっとした食感や存分に味わえるように厚切りにします。
同じく寒さで甘みがぐっと増している大根おろしを添えて。
「おいしい」のコツ
極寒の1月から2月。脂が乗り、旨みもたっぷりのブリは、
「寒ブリ」とも呼ばれる一番おいしい季節を迎えています。
繊細な脂の旨みを楽しみながらも、ヘルシーに食べるには、
日本酒を振りながら蒸気で蒸す“酒蒸し”がぴったりです。
ブリはやや匂いにクセのある魚ですが、酒蒸しなら
気になる匂いをマスキングする効果もあり一石二鳥。
蒸しあがったら、酒蒸しならではの香りや、
ふわっ、とろっとした食感や存分に味わえるように厚切りにします。
同じく寒さで甘みがぐっと増している大根おろしを添えて。
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皮を外し、血合いと上身に分けて適度な大きさに切り、強めに塩をする 蒸してから切ると身が崩れやすいので、先に適当な大きさに切り分けて、やや強めに塩を振ります。 |
蒸してから切ると身が崩れやすいので、先に適当な大きさに切り分けて、やや強めに塩を振ります。
今回は、脂の多い腹側を使っていますが、さっぱりがお好みの方は背側を使うとよいでしょう。
器に並べて蒸し器に入れ、酒の量を加減しながら蒸す バットなど耐熱の器にペーパーを敷いてブリを並べ、中火で5分ほど蒸して軽く火を通します。 |
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バットなど耐熱の器にペーパーを敷いてブリを並べ、中火で5分ほど蒸して軽く火を通します。
蓋を開けてブリの上から酒をふり、さらに2〜3分蒸します。
使う酒は、必ず日本酒を使ってください。料理酒は食塩や甘み、旨み成分などがいろいろ入っていますから。
また、蒸し器の蓋を開けるときは蒸気で火傷しないように気をつけてください。
弱火にするなど必ず火を落とし、蒸気が自分の反対側に抜けるように蓋をとりましょう。
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アルコール分が 抜けるまで蒸す お酒の量は、ブリ特有の匂いが気にならないかどうか、食べる方のお好みで調整し、2、3回に分けて振りかけてください。 |
お酒の量は、ブリ特有の匂いが気にならないかどうか、食べる方のお好みで調整し、2、3回に分けて振りかけてください。
また、火の入り加減というよりも、アルコール分が抜けているかどうかを目安に火を止めましょう。
蓋を開けた時にブリ特有の匂いがなくなり、お酒のいい香りがしていたらできあがりです。
粗熱が取れたら、身を崩さないよう気をつけて厚切りにする 取り出してすぐの身が柔らかいうちに包丁を入れると崩れますから、粗熱が取れるまで待ち、慌てずにそおっと包丁を入れてください。 |
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取り出してすぐの身が柔らかいうちに包丁を入れると崩れますから、粗熱が取れるまで待ち、慌てずにそおっと包丁を入れてください。
食感を楽しめるよう厚切りにするのがおいしいと思いますが、身をほぐして薬味や柑橘、醤油と和えるのも良いでしょう。
ぶりの切り方・蒸し方![]() |
冬に甘みを増した大根おろしをたっぷりで食べるのがおすすめですが、そのほか、わさび、山椒の葉、スダチなど香りのよい薬味や柑橘を絞るなどして色々な食べ方を楽しんでください。
そのままでも、醤油につけてもどちらでもおいしいですよ。
冬に甘みを増した大根おろしをたっぷりで食べるのがおすすめですが、そのほか、わさび、山椒の葉、スダチなど香りのよい薬味や柑橘を絞るなどして色々な食べ方を楽しんでください。
そのままでも、醤油につけてもどちらでもおいしいですよ。
ブリの蒸し刺しの作り方以上5つのコツをしっかり押さえたら、今度は映像で、おいしい「ブリの蒸し刺し」の作り方を見てみましょう! ![]() |