「おいしい」のコツ
「おいしい」のコツ
芽吹きの春は、貝がよりいっそうおいしくなる季節。
小粒ながら、栄養豊富で滋味も旨味もたっぷり。
そんな貝を主役にしたおいしいお椀を作りましょう。
はまぐりの椀もののように品よく作れなくても
あさりやしじみの味噌汁は朝ごはんの定番。
欠かすことのできない家庭の味です。
スーパーで簡単に手に入るあさりとしじみ、
今回は2種類を使った貝寄せの汁をお教えします。
「おいしい」のコツ
芽吹きの春は、貝がよりいっそうおいしくなる季節。
小粒ながら、栄養豊富で滋味も旨味もたっぷり。
そんな貝を主役にしたおいしいお椀を作りましょう。
はまぐりの椀もののように品よく作れなくても
あさりやしじみの味噌汁は朝ごはんの定番。
欠かすことのできない家庭の味です。
スーパーで簡単に手に入るあさりとしじみ、
今回は2種類を使った貝寄せの汁をお教えします。
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あさり、しじみを水出しの
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砂抜きしたあさりとしじみは、殻の外側をきれいに洗ってから鍋に入れます。貝はそれだけでも旨味の多い素材ですが、それをさらにおいしくするために昆布出汁の助けを少し借りましょう。
出汁となる昆布は、1時間ほど水に浸けておきます。昆布は旨味が強いので、1時間も浸けておけば十分。淡いほどおいしく、上品な味わいになります。加熱して温度が高くなると昆布特有の臭みが出るので、水出しがおすすめです。
貝から出たあくは、出たらすぐ取り除き、また出たらそれもすぐ取り除くこと。まとめて一度に取り除こうと思ってはいけません。
また、あくには最初に出るものと、後から出るものがある。泡の大きさや色を見れば、その違いがわかります。特に後から出るあくは見落としがちなもの。味噌汁なら味噌の旨味で味を多少はカバーできますが、ごまかしのきかない貝寄せの汁はそうはいきません。あくはその都度、丁寧にくり返し取り除くことが鉄則です。
貝から出たあくは、出たらすぐ取り除き、また出たらそれもすぐ取り除くこと。まとめて一度に取り除こうと思ってはいけません。
また、あくには最初に出るものと、後から出るものがある。泡の大きさや色を見れば、その違いがわかります。特に後から出るあくは見落としがちなもの。味噌汁なら味噌の旨味で味を多少はカバーできますが、ごまかしのきかない貝寄せの汁はそうはいきません。あくはその都度、丁寧にくり返し取り除くことが鉄則です。
丁寧なあく取りが、おいしいお椀を作るコツ![]() |
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あさりは口が開いたら、
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あさりもしじみも、口が開いたら火が通っている証拠。貝は火を入れ過ぎると身がやせて食感が硬くなります。せっかくのおいしさを損なうので、口が開いたものからすぐ取り出しましょう。
出汁を鍋に戻し、
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貝を取り出した後の汁はキッチンペーパーなどで濾して、鍋に戻します。少し温めますが、塩など上味は加えません。貝が本来持っている海水の塩分だけで十分、立派にお店でも出せる味わいが生まれます。
取り出したあさりとしじみをお椀に盛り付け、汁を注ぎ、海ぶどうを盛り付けれは出来上がりです。
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おいしい貝選びのコツ 今回のように2種類の貝を使うことで旨味に奥行きが生まれます。おいしい貝の選び方ですが、鮮度が高く身質の良い魚貝を扱う「魚屋さんに行く」のひと言に尽きます。 |
今回のように2種類の貝を使うことで旨味に奥行きが生まれます。おいしい貝の選び方ですが、鮮度が高く身質の良い魚貝を扱う「魚屋さんに行く」のひと言に尽きます。
たくさん並ぶ貝の中から、素人がおいしいものを選ぶことはまず困難。であれば、良心的な魚屋さんで選ぶ方が間違いはありません。さあ、おいしいあさりやしじみでお椀を作ってみてください。
おいしい「貝のお椀」の作り方以上の5つのコツをしっかり押さえたら、今度は映像で、おいしい「貝のお椀」の作り方を見てみましょう! ![]() |