名称 | タケノコ |
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都道府県名 | 東京都 |
区分 | 野菜類 |
分類 | イネ科マダケ属 |
学名 | Phyllostachys heterocycla f. pubescens |
外国語名 | Bamboo shoots |
生産地 | 日の出町、東村山市 |
歴史背景 | 江戸時代、「戸越の筍」「目黒の筍飯」と詠われ、現在の目黒区碑文谷や品川区戸越、小山、中延の一帯は、タケノコの産地として有名だった。きっかけは、江戸鉄砲洲(現在の中央区)で廻船問屋を営んでいた山路治郎兵衛勝孝が、安永年間(1772~81年)に平塚村戸越に別邸を設けたが、当時このあたりには特産物がないと知ったこと。薩摩藩邸の竹林が見事なのを見て、ごちそうになったタケノコ料理のおいしさから、農家にタケノコを栽培させれば生活もラクになるだろうと、1789年に薩摩から種竹を取り寄せ栽培を始めさせたのである。1923年に目蒲線が開通したことに伴い、竹林が買収され伐採された。そこへ関東大震災の被災者が移り住んだことから、産地としては東京都西部の郊外へと移って行った。 |
時期 | 4月中旬~5月上旬 |
特徴 | 柔らかく、独特の甘味を持つ。 |
下処理 | (1)タケノコの先端5分の1程度を斜めに切り落とし、切り取った部分に垂直に切れ目を入れる。(2)鍋に水10カップに対し、米ぬか1カップ、赤唐辛子1~2本を入れて筍を入れ、火をつけて沸騰したら火を弱め、落し蓋をして少なくとも1時間以上ゆでる。500~700g程度なら2時間が目安。(3)ゆで汁が冷めるまで置いておき、冷めたらタケノコを取り出してよく洗い、皮をむく。 |
料理名 | タケノコご飯、若竹煮、炊き合わせ、煮物、味噌汁、天ぷらなど |
保存方法 | ゆで汁ごと密閉容器に入れ、水に浸けて冷蔵庫に保存する。水は毎日取り換え、なるべく早く食べ切る。 |
栄養 | カリウム、食物繊維が豊富。 |
問い合わせ先 | JA東京中央会 http://www.tokyo-ja.or.jp |
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