名称 | 大和三尺きゅうり |
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都道府県名 | 奈良県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | ウリ科キュウリ属 |
学名 | Cucumis sativus |
外国語名 | Cucumber(英)、Concombre(仏) |
生産地 | 桜井市など |
栽培情報 | 長いために曲がりやすく、見た目や規格を重視する市場から敬遠されたこともあって次第に姿を消し、近年では幻の野菜となっていた。だが、2000年に奈良市内の漬物店が県内の農家に契約栽培を呼びかけたことで生産が復活。現在は奈良漬け用として契約栽培されている。 |
由来 | 完熟した果実の大きさが文字通り三尺(90cm)になることから。 |
歴史背景 | 現在は主に奈良漬け用として契約栽培されているが、もともとは明治後期に奈良県内で交配育種された品種。昭和の中頃までは大和高原一帯で栽培されていた。 |
時期 | 5月下旬~8月末 |
特徴 | 色は淡緑色で皮は柔らかく食感もポリポリとした歯切れの良さが特徴。苦みはない。通常は35~40cm前後で収穫するが、採種用に成熟させた果実になるとその長さは90cm以上にもなる長型品種。種子が少ないことから漬け物きゅうりの代名詞にもなっている。 |
料理名 | 漬け物、もろきゅう、揉みきゅうり、冷や汁 |
調理法 | 水分が少なく硬いので炒め物にするとベタつかずに美味しく仕上がる。また、1本で十分な長さがあるので、巻き寿司にしても良い。 |
選び方 | イボがゴツゴツと尖っているものが新鮮な証し。また、表面の緑色が濃いもの。全体にハリがあって重みのあるもの。均一の太さで両端が硬いもの。多少曲がっていても問題はない。 |
保存方法 | ラップかポリ袋に入れて保存する。寒い冬場であれば冷蔵庫ではなく風通しの良い冷暗所で保管するのが最適。 |
栄養 | その95%以上が水分。主な栄養素としてはβ-カロテンやカリウムなど。 |
問い合わせ先 | 奈良県農林水産振興課 http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=2767 |
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