名称 | すさみケンケン鰹 |
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都道府県名 | 和歌山県 |
区分 | 魚介類 |
分類 | サバ科カツオ属 |
学名 | Katsuwonus pelamis (Linnaeus) |
外国語名 | striped tuna |
生産地 | すさみ町 |
収獲地域情報 | すさみ町は紀伊半島の南南西に位置し、黒潮が流れる紀伊水道での豊富な漁獲に恵まれる。鰹漁は、疑似餌と潜行板を使い、船を走らせながら釣る独特のケンケン漁で行われている。 |
由来 | ケンケンとは、ハワイのカナカ語と言われる。船を走らせ疑似餌をおどらせ、魚を誘惑して釣り上げる漁法で、疑似餌の材料に使った鳥の羽毛が原語とする説と、疑似餌が海面をピョンピョンと叩くさまがユーモラスだとして命名したという説がある。 |
歴史背景 | 1908年にハワイから帰国した小野七之助が、帆船を利用したケンケン漁の漁法を持ち帰ったのが始まり。昭和に入り発動機が導入されて、ケンケン漁が発展。1945年の終戦後は活況を呈したが、昭和30年代にエンジンのディーゼル化が進むと、船が県外へ進出するようになる。紀州船団と呼ばれて人気を集めた。2006年に「すさみケンケン鰹」が地域団体商標登録となった。 |
時期 | 2月~6月、10月 |
特徴 | 釣り上げてすぐ、船上で活け〆にし、氷水に突っ込んで短時間で市場に運ばれる。脂がのっているがさっぱりとした食感で、舌にまつわりつくような旨みがある。 |
下処理 | 腹ビレの間に包丁を入れ、頭から尾の付け根まで引く。エラと内臓を引き出した後、腹ビレの付け根から包丁を入れ、頭を切り離し、ウロコを削ぎ落とす。腹側から中骨までと、背中側から中骨まで包丁を入れて3枚におろす。腹骨を削ぎ取り、片身を血合いに沿って二つに割り、血合いを取り除く。皮と身の間に包丁を入れ、皮を取り去る。 |
料理名 | 刺身、たたき、なまり節にして煮ものに。 |
栄養 | 高タンパク、低脂肪。DHA、EPAが豊富。ビタミンD、B12、カリウム、タウリンを含む。 |
問い合わせ先 | 和歌山南漁業協同組合 TEL:0739-55-2002 |
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