名称 | かきチシャ |
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都道府県名 | 山口県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | キク科アキノノゲシ属 |
学名 | L..s.var.crispa L..s.var.angustata |
外国語名 | Cutting lettuce |
生産地 | 県内全域 |
収穫地域情報 | 山口県内各地の家庭で細々と栽培されており、直売所等で見かけることもある。種々の系統が存在することが確認されている。 |
栽培情報 | 古来からの在来種と、明治時代に導入された品種が混在している、といわれている。 |
由来 | ちぎったときに乳状の液体が出てくることから「乳草」とよばれ、これが「チシャ」に転じた。また、茎に互い違いに生えている葉をかきとって(摘み取るの方言)収穫することから「かきチシャ」と呼ばれるようになったと言われている。 |
歴史背景 | 来歴は不承だが、栽培の歴史は長く、古くは家の庭先に植えられていたというほど、県内では普及していた。しかし、昭和40年代に市場に出現したサニーレタスにおされて衰退。ほとんど見かけなくなっていた。 |
時期 | 1年中栽培可能 |
特徴 | リーフレタスの一種で、葉の色が赤紫系と緑色の二種類がある。一般のリーフレタスよりもやや硬くほろ苦い。 |
下処理 | 包丁で切ると、切り口が短時間で茶色く変色するので、手でちぎるほうがよい。 |
料理名 | 伝統料理「チシャなます」は、チシャ、焼魚(または煮干し)を酢味噌や三杯酢で和えるのが一般的。 |
調理法 | 伝統料理「チシャなます」は、ゆでたチシャ、焼魚(または煮干し)を酢味噌や三杯酢で和えるのが一般的。 |
選び方 | 瑞々しく元気なもの。葉先のちぢれが細かいものの方が食感がよい。 |
保存方法 | 乾燥に弱いので、濡れた新聞紙で包む、もしくは霧吹きなどで水分を吹き付けてからポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜庫で、できれば葉先を上にして保存する。 |
栄養 | 一般のサニーレタスに比べて、カルシウムは3.5倍、鉄2倍、マグネシウム3倍と、ミネラルが豊富。β-カロテンや食物繊維も多い。 |
問い合わせ先 | 山口県庁企画流通課 TEL:083-933-3395 |
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