名称 | 田辺大根 |
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都道府県名 | 大阪府 |
区分 | 野菜類 |
分類 | アブラナ科ダイコン属 |
学名 | Raphanus sativus L. |
生産地 | 大阪市住吉区・東住吉区・淀川区、堺市、和泉市、河南町など |
歴史背景 | 白あがり京大根とねずみ大根が交雑し、田辺に土着したのではないかと言われている。現在の大阪市東住吉区にある田辺地区は、住吉大社と平野郷を結ぶ街道沿いにあったため、近郊農村として大阪の食文化を支えてきた。田辺大根の名は1836年の『名物名産略記』に記されているのをはじめ、1922年の『東成郡誌』などにもその名がある。1950年にウイルス病が発生して新しい品種に取って代わられていたが、1987年に農産物品評会で在来種が発見される。その後、地元住民が復活をめざして「田辺大根ふやしたろう会」を結成して普及に努めている。 |
時期 | 11月~1月 |
特徴 | 長さ25cm、太さ10cmほどで、白色の円筒形で末端が少しふっくらと丸みを帯びた辛み大根。肉質は緻密で柔らかく、煮物にすると甘みが出る。 |
料理名 | ふろふき大根、なます、漬物、 |
加工品 | 漬け物、惣菜パンなど |
栄養 | 葉はβ-カロテン、ビタミンA、E、C、鉄、カルシウムなどが豊富。根はビタミンCを含む。 |
備考 | 大阪府では、大阪市など原産地市町村と協力し、2005年から「なにわの伝統野菜」認証制度を開始している。 田辺大根は、「なにわの伝統野菜」17品目の1つとして認証されている。 |
問い合わせ先 | 大阪府環境農林水産部流通対策室大阪産ブランド推進グループ TEL:06-6210-9605 |
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