名称 | 水菜 |
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都道府県名 | 茨城県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
学名 | Brassica rapa L. var. nipposinica |
外国語名 | Potherb Mustard |
生産地 | 鉾田市、茨城町、行方市など |
別名 | ヒイラギナ、センスジナ、キョウナ |
由来 | 古くは「水入り菜」と呼ばれた。肥料を用いず、畑の畝に水を引くだけで栽培することからという説、茎が軟弱で水分が多いことに由来するという説などがある。 |
歴史背景 | 水菜はハリハリ鍋などに用いられ、京都を中心に関西地方で食べられてきたが、10数年前から茨城県の野菜農家や農協などが栽培に取り組むようになった。2000年頃、大手青果卸の東京青果(東京・大田)が地方野菜の一つとして水菜を取り上げたところ、首都圏のスーパーで売れ行きが伸びた。そこで東京青果は、大量生産できる関東の農家に呼びかけ、茨城県での栽培が本格的に始まった。2001年に大手スーパーの依頼で栽培に取り組み始めた旧北浦町(行方市)農協では、風に弱いという水菜の弱点を克服するためハウス栽培を行った。鉾田市の冨田農園では、各地に視察し土作りなどに工夫をこらした。2002年には食品メーカーがCMに水菜を取り上げるなどでブームも起こり、今や茨城県は日本最大の水菜の産地となっている。 |
時期 | 通年出回るが、旬は12月~3月 |
特徴 | 葉や軸の部分が薄い緑色をしており、すらりと細長い。葉は群生していて、深い切れ込みがある。シャキシャキとしておいしい。 |
料理名 | サラダ、水炊き、ハリハリ鍋、吸い物など |
選び方 | 葉先がピンとしていてみずみずしく、葉の緑と茎の白さのコントラストがはっきりしているもの。茎にツヤがあるものがよい。 |
保存方法 | 新聞紙で包み、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存する。 |
栄養 | ビタミンC、カロテン、カリウム、カルシウムなどが豊富。 |
問い合わせ先 | 茨城県産地振興課 TEL:029-301-3950 |
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