名称 | 聖護院かぶ |
---|---|
都道府県名 | 京都府 |
区分 | 野菜類 |
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
学名 | Brassica campestris |
生産地 | 亀岡市篠町、南丹市日吉町 |
収穫地域情報 | 主産地の篠町が位置する亀岡盆地は、昼夜の気温差が大きく、濃い朝霧が立ち込める。その霧が、甘さやみずみずしさ、緻密な肉質を作りだすもとになっている。 |
由来 | 京都市左京区の聖護院の篤農家が栽培を始めたことから。 |
歴史背景 | 江戸時代の享保年間(1716~1736年)に、山城国愛宕郡(現在の京都市左京区)聖護院の篤農家伊勢屋利八が、近江の国堅田から近江かぶの種子を持ち帰り栽培し、改良を加えたところ、肉質がきめ細かで緻密な品質のよい大かぶになった。千枚漬けは天保年間から塩漬けとして作られ始める。1865(慶応元)年に御所の料理人大黒屋籐三郎が、北海道産の昆布と組み合わせる現在の方法を考案した。 |
時期 | 11月~2月(千枚漬けは3月ころまで食べられる) |
特徴 | 直径20cm以上の球形で、重さ2~5kgになる大型のかぶ。肉質がきめ細やかで真っ白い肌が特徴。その美しさは「畑の宝石」と呼ばれる。かぶ独特の風味があり、甘みがある。歯切れがよい。 |
料理名 | 千枚漬け、蒸し物、サラダ、グラタン、スープなど |
調理法 | 皮の周りは固い繊維で覆われているので、皮は厚めに剥く。 |
加工品 | 千枚漬け |
選び方 | 根の皮にハリとツヤがあるもの、葉は緑色でみずみずしいものを選ぶ。 |
保存方法 | 葉つきのものは、葉と根を切り分け、それぞれ新聞紙に包んで風通しのよい冷暗所に保存する。 |
栄養 | 葉は緑黄色野菜でβ-カロテン、ビタミンB群、C、E、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維を含む。根は淡色野菜でカリウム、ビタミンC、食物繊維を含む。 |
問い合わせ先 | 公益社団法人 京のふるさと産品協会 http://kyo-furusato.jp |
※本サイトに掲載されている問い合わせ先は、食材の内容に関してのみの対応となっております。販売についての問い合わせは、ご遠慮くださるようお願いいたします。