名称 | おかひじき |
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都道府県名 | 山形県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | アカザ科オカヒジキ属 |
学名 | Salsola komarovii Iljin. |
外国語名 | salt-wort(英)、salsola (仏) |
生産地 | 山形市、南陽市梨郷地区 |
収穫地域情報 | 山形市は蔵王から流れ出る馬見ケ崎川の扇状地に、田園地帯が広がる。寒暖差は大きいが、比較的雪は少ない。南陽市は北に丘陵、南は沃野に恵まれ、比較的温暖な気候である。 |
別名 | ミルナ(水松菜) |
由来 | 葉の様子が海藻のヒジキに似ていることから、丘にはえるヒジキという意味で名づけられた。別名のミルナも海藻のミルに似ることに由来する。 |
歴史背景 | 江戸時代、庄内浜で取れた「おかひじき」の種が、船で最上川を上り、船着場のあった砂塚村(現・南陽市)に植えられたのが、栽培の始まりといわれている。海岸の砂地に自生する野草が全国に先駆けてこの地で栽培されるようになったのは、米沢藩の上杉鷹山の政策による。財政再建を図る鷹山は、食料費節約のため、食べられる野草を探すよう家臣に命じていた。米沢藩の特産物として栽培が奨励されて、各家庭の畑で栽培されるようになった。 |
時期 | 3月下旬~11月上旬 |
特徴 | 海岸に自生する一年草。生命力が強く、5月初旬に種を蒔くと、6月初旬から夏の終わりまで次々と収穫できる。現在はハウス栽培が主流で収穫期間も春から秋と長くなった。葉は線形で多肉質、光沢がある。美しい緑色とシャキシャキした食感が特徴。 |
下処理 | アクが強いので、塩ひとつまみを入れた熱湯で1~2分茹でたあと、冷水にとる。 |
料理名 | 和え物、お浸し、サラダ、味噌汁など |
選び方 | 鮮やかな緑色で、濃くツヤのあるものを選ぶ。育ちすぎると硬くなるので、茎が細いものがよい。 |
保存方法 | ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存する。 |
栄養 | 食物繊維、β-カロテン、葉酸、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどを多く含む。 |
問い合わせ先 | おいしい山形推進機構 http://www.yamagata.nmai.org |
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