名称 | 東京ウド |
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都道府県名 | 東京都 |
区分 | 野菜類 |
分類 | ウコギ科タラノキ属 |
学名 | Aralia cordata |
外国語名 | udo |
生産地 | 立川市、国分寺市、小平市などの多摩地域 |
別名 | 独活、土当帰 |
由来 | 成長した茎が中空なので「宇登呂(うどろ)」と呼ばれ、そこから「ウド」に転訛したという説、大きく伸びてもやわらかな茎が、風もないのに「独りで」に動く様子が「活きて」いるように見えることから、独活=ウドと呼ばれるようになったという説がある。 |
歴史背景 | 1654年ころに書かれた「清良記」には「野生種を採取して利用した」という記述が、貝原益軒の「菜譜」(1704年)では、軟白栽培に関する記述が見られる。東京では、江戸時代末期に武蔵野市で軟白栽培が始まった。戦後は、多摩地域が栽培の中心地となった。 |
時期 | 1月~5月 |
特徴 | 根株を群馬県などの高冷地で半年かけて養成し、11~12月に掘り取って東京へ運び、ウド穴に伏せ込み軟化させる。この軟化技術は、他県がまねのできない優れたもので、日本料理向けの高級食材として利用されてきた。真っ白な肌、爽やかな香り、しゃっきりした歯応えが喜ばれ、贈答用としての需要も出てきている。 |
下処理 | 皮を剥いて酢水につけてアクを抜く。 |
料理名 | サラダ、酢の物、お浸し、天ぷら、和え物、煮物、皮のきんぴら、汁物など |
加工品 | 味噌漬け、たまり醤油漬け |
選び方 | 茎が太めで穂先までハリがあり、全体に産毛が密生しているものを選ぶ。 |
保存方法 | 新聞紙に包んで冷暗所または冷蔵庫の野菜室に入れる。時間が経つと固くなり、アクも出やすくなる。 |
栄養 | ほとんどが水分で栄養素はあまり含まれない。食物繊維や抗酸化性のあるポリフェノール(クロロゲン酸)を含む。 |
問い合わせ先 | 立川農産物直売所 TEL:042-536-2439 |
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