名称 | こんにゃくいも |
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都道府県名 | 栃木県 |
区分 | いも及びでん粉類 |
分類 | サトイモ科コンニャク属 |
学名 | Amorphophallus konjac |
外国語名 | elephant's foot |
生産地 | 群馬県、栃木県、福島県などが中心産地。このほか広島県、長野県、高知県などでも栽培されている。栃木県のおもな産地は、茂木町、那珂川町、市貝町、鹿沼市など |
収穫地域情報 | 冷涼な気候で、水はけがよく、日のよく当たる傾斜地で栽培される。 |
歴史背景 | 奈良時代に仏教の伝来とともに中国から伝わったとされる。薬として貴族や僧侶の間で珍重されてきたが、室町時代には都の路上で売られるほどになり、江戸時代には庶民の食べものとして定着した。とくに水戸藩では栽培が奨励された。1700年代後半に同藩の中島藤右衛門がこんにゃく芋を乾燥して粉にすることを考案したことで、全国に広まった。近代以降、群馬県や栃木県での栽培も盛んになった。1986年のピーク時には13,500tの生産量を誇っていたが、輸入もののこんにゃく粉が流通すると急激に縮小し、2011年には2,620tとなっている。 |
時期 | 通年 |
特徴 | コンニャクイモはサトイモ科の植物の球茎。ジャガイモと同じように種イモから増やすが、栽培に2~3年かかる。そのコンニャクイモの粉末に水を加えてこね、石灰水(アルカリ)を混ぜて加熱してできる加工食品がコンニャクである。食物繊維を多く含み、健康食品として注目されている。栃木県では、病気に強い新品種のあかぎおおだまが、現在主力品種となっている。 |
製法 | 基本的な作り方は下記のとおり。収穫した生芋を水洗いする。裁断し、切り干しにしたものを乾燥させ、不純物を取り除いて、機械で搗き精粉にする。精粉を湯に少しずつ加えて溶かしてしばらく置き、石灰水を加えてよく混ぜる。型に入れて30分~1時間置き、たっぷりのお湯で30分~1時間茹でてアク抜きする。水にさらし、水を時々替えながら更に半日ほどアク抜きする。 |
栄養 | 食物繊維、カルシウム、カリウム、亜鉛などが豊富。 |
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