名称 | ホタルイカ |
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都道府県名 | 富山県 |
区分 | 魚介類 |
分類 | ホタルイカモドキ科ホタルイカ属 |
学名 | Watasenia scintillans (Berry) |
外国語名 | Firefly squid |
生産地 | 富山湾が主産地だが、新潟県から山陰地方まで日本海側の広い範囲に生息する |
収獲地域情報 | 主産地である富山湾の海底は、急に深くなり水深が1,000m以上と深いこと、狭い大陸棚という特徴がある。河川水の影響を受けた表層水、その下に流れる対馬暖流水、さらにその下に分布する日本海固有水の三層構造になっている。そのため、暖水性から冷水性、回遊するものから海底に棲むものまでさまざまな魚介類が生息する。天然の生け簀と呼ばれる所以である。ホタルイカは3~6月の産卵期、富山湾に押し寄せる。 |
別名 | コイカ、マツイカ |
由来 | ホタルのような青白く美しい発光をするイカであることから。滑川市にホタルの調査に来ていた東京大学教授渡瀬庄三郎博士が1905年に命名。 |
歴史背景 | ホタルイカ漁の中心地、滑川市では1585年ころには、すでに漁獲されていたといういい伝えがある。発光するホタルイカが押し寄せる富山市水橋町の常願寺川右岸から魚津港にかけての海面は、1922年に国の天然記念物、1952年には「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物に指定された。漁の対象だけでなく、観光資源ともなっていることから、1998年には滑川市にホタルイカミュージアムが完成。 |
時期 | 3月~6月 |
特徴 | ふだんは水深200~600mもの深いところに生息し、春になると産卵のため富山湾に集まってくる。皮膚にある発光器は、 ひれを除く全身に700~1,000個あって、刺激を受けると青と緑の光を放つ。胴長は雄4~5cm、雌5~7cm、重さ10gと小さい。寿命は1年と短い。濃厚な味わいが特徴。 |
下処理 | 目と目の廻りの黒い部分を取り、ヒレの先端を爪で挟んで軟骨を引き抜いてから調理する。 |
料理名 | 酢味噌和え、釜揚げ、フライ、炊き込みご飯、甘露煮、黒作り、塩辛、串焼き |
調理法 | 内臓には寄生虫がいることがあるため、刺身にする場合は、内臓を取り出すか一度冷凍することが望ましい。 |
加工品 | 塩辛、佃煮、くん製、沖漬け、素干し |
栄養 | 主成分はタンパク質。ビタミンA、E、B1、B2、タウリンなどが豊富。 |
問い合わせ先 | うまさ一番 富山のさかなキャンペーン http://www.toyama-sakana.jp |
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