名称 | 帛乙女(サトイモ) |
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都道府県名 | 新潟県 |
区分 | いも及びでん粉類 |
分類 | サトイモ科サトイモ属 |
学名 | Colocasia esculenta |
外国語名 | taro |
生産地 | 五泉市 |
収穫地域情報 | 新潟県のほぼ中央、新潟市の南東に位置する五泉市。良質で豊富な水資源に恵まれ、古くから絹織物の産地として知られた。帛乙女は、信濃川と阿賀野川に挟まれた肥沃で水はけのよい土壌から産する。 |
別名 | 「きぬおとめ」と読む |
由来 | このサトイモの特徴である白さ、きめ細かさを、地元五泉産の絹織物にちなみ、羽二重地を意味する「帛」に例え、乙女のような愛らしさと親しんでもらえるようにと名づけられた。 |
歴史背景 | 昔から五泉市で作られてきたサトイモは、1975年ころから減反後の転作用作物として本格的に品種改良され、盛んに作られるようになった。大和早生という丸イモ系品種で、20年あまりかけて、丸く大きく舌触りのよいイモだけを選りすぐり現在の品質に至った。五泉市は、1987年に新潟県内で唯一国の指定産地となっている。今上天皇陛下の即位の際は、献上品として選ばれた。 |
時期 | 9月~10月に収穫されるが、保存性がよいため3月まで出回る |
特徴 | 実が丸型で、白くキメが細かい。火を通しても比較的白い色を保つ。やわらかいが煮崩れせず、食べるとまろやかなぬめりがある。 |
下処理 | ぬめりを取るため、皮をむいたあと、塩もみしたり塩茹でしておく。こうすると味が浸透しやすい。 |
料理名 | いも煮、煮っころがし、のっぺ、チーズ焼き、コロッケ、おでん |
調理法 | 沸騰したお湯に1~2分くぐらせると、皮がむきやすくなる。 |
加工品 | サトイモ焼酎 |
選び方 | 乾燥を嫌うので、泥がついているものがおすすめ。 |
保存方法 | 冷暗所に保存する。乾燥するので冷蔵庫には入れない。 |
栄養 | 炭水化物、カリウム、リンなどのミネラル、ビタミンC、葉酸などを含む。 |
問い合わせ先 | 新潟県農林水産部食品・流通課 http://www.pref.niigata.lg.jp/syokuhin/shun10_satoimo.html |
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